私は、急性期の患者さんが入院する大学病院の病棟で働いていたことがあります。急性期ということで、救急車で運ばれてくる人や、急に症状が悪化してしまった人たちが入院していました。そして、病状がある程度回復すると、すぐ退院できるところでした。その病棟で働かなければ絶対に知らなかったことですけど、1日に何回も救急の患者さんが救急車で運ばれてくるんです。世の中には、軽い症状で自分の足で歩いて病院まで行ける人、病院まで行かなくても自宅で何とかなる人でさえ、救急車を呼んでいることで問題になっていますよね。そういう人以外の、本当に重症の患者さんが次から次へと運ばれてくるんです。まず、病院に運ばれてきた患者さんを診察する医師、そして病棟を担当している医師、それぞれ役割がありますが、みんな本当に忙しそうなんです。救急・病棟ということで、カレンダーで休日の日も休みではありません。担当している患者さんの症状が悪化すると、どこにいても呼び出されます。そして常に命を預かっているという重大な責任があります。医師になるには、相当な努力が必要だったと思います。狭き門を突破してきた人たちだと思います。それでも、あまりの忙しさに体調・精神を壊して辞めていく医師もいるのが現状みたいですね。そういう例もあって、医師不足が加速し、医師募集も多くなってるんだと思います。過酷な現場ですが、看護師同様、とても”やりがい”がある仕事だとは思います。